今日のブログは、

「カラダを元気に」の分野から

歳をとることは、

全然悪くないばかりか、

気の持ち方を変えるだけで、

むしろ幸せな気分にまでなれる

という内容です。

 

 

 

皆さん、こんにちは。

自ら行う「セルフ・リラクゼーション」で

カラダとココロを整える、

健康寿命ナビゲーターの

とまりしゅんいちろうです。

 

 

こちらのブログでは、

あなたの食と美容と健康に

役立つ手軽にできて

効果のある情報をお伝えしています。

 

 

 

 

 

知識の神様がいるトイレ

「トイレの神様」という歌が

大ヒットしたが、それより

ずっと前から、トイレを

「知恵を磨く場」として

活用していた人がいる。

 

日本を代表する

大脳生理学者の大島清先生

(京都大学名誉教授)だ。

 

大島家のトイレには、

各種の辞書や図鑑が

置かれているそうだ。

 

トイレの時間が長いときには、

誰でもちょっと時間を

もてあますことがある。

 

新聞や週刊誌をもって

入る人もいるが、たいていは

家族からブーイングされる。

 

だが、トイレ専用の辞書や

図鑑があれば、気兼ねなく

時間をつぶせそうだ。

 

 

学校や仕事から離れると、

何かを調べることからも

遠ざかりがちになる。

 

トイレに辞書や図鑑があれば、

何とはなしにパラパラと

ページを操っているだけでも

面白そうなことが目に

飛び込んでくるだろう。

 

 

ある女性は、天文図鑑と

植物図鑑をトイレに

持ち込んでいるという。

 

「私、自分の星座についてさえ、

何も知らなかったんです」

 

毎日、星座占いは熱心に

見ていたが、さそり座が天空の

どこにあるのか、

探したことさえなかったらしい。

 

だが、天体図鑑で、さそり座は

天の川の南にある大きな星座で、

南の空にしっかり見ることが

できると知った。

 

 

「さそり座なんて、

毒を含んでいるようでイヤだなぁ」

と思うこともあったそうだが、

中国では「青龍」と呼ばれて、

春を告げる希望の星座と

されており、強く慈悲深い

性格を象徴しているという

知識も得た。

 

 

さらに、彼女は植物図鑑を

開く機会が増えてからは、

散歩のときによく見かける、

正確な名前を知らない木々の

名がわかるようになり、

散歩がいっそう楽しいものに

なったそうで、こう言葉を続けた。

 

 

「もみじにもいろんな種類が

あって、タカオカエデは

「いろはもみじ」という別名も、

もっているそうです。

 

葉が七つに分かれていて、

葉の先を「いろはにほへと」

とたどることができるんですね。

 

そのことを知ってから、

散歩のときにもみじの葉を

拾うと、いつも「いろはにほへと」

と数えて楽しんでいるんですよ」

 

 

一つ知恵が増えると、

葉を拾って数えるだけでなく、

押し葉にしたり絵に

描いたり、たった一枚の葉から

人生を豊かに広げていくことも

できる。

 

 

そのたびに、脳は心地よく

刺激されて、どんどん

活性化していくのである。

 

 

 

脳を元気にしたいなら、歩け、歩け

脳を元気にすることと歩くことは

密接な関係があると

わかってきている。

 

アメリカのハーバード大学の

研究によれば、毎日四〇分以上

の速足歩行をしている人たちは、

心筋梗塞などになるリスクが

約四〇%も低くなるという。

 

アルツハイマーの発症も、

適度な運動をしている人の

ほうが少ないことも

報告されている。

 

 

また、最近の脳研究では、

よく運動するとBDNF

(脳由来神経栄養因子)が増える

ことが確認されている。

 

BDNFは脳の神経細胞の

生存・成長にか関わり、

さらに神経から神経へ情報を

伝えていくときの回路になる

シナプスの機能亢進に

不可欠なタンパク質である。

 

 

そのうえ、適度な運動

すると、脳内物質(IGF-!)

というホルモンが分泌され、

これが脳神経細胞を

増やす作用をもっていることも

明らかにされている。

 

 

つまり、脳の活性化には

適度な運動が欠かせない

のである。

 

それなら、きつめの

運動のほうが効果があるのでは

ないかと考えがちだが、

ある限度以上に強い運動を

すると、肺から取り込んだ

酸素の供給だけでは

追いつかなくなり、

無酸素状態でエネルギーを

つくらなければならなくなる。

 

 

そのため、かえって心臓に

負担をかけることになるので、

中高年にはおすすめできない。

 

一般的には、中年以降は、

自分のピーク能力の

半分程度、軽く汗ばむぐらいの

運動が適している。たとえば、

ウオーキング、ジョギング、

水中運動など、心拍数が

1分間に110~120を超えない

程度を目安にした運動がいい。

 

これらの運動は有酸素運動

と呼ばれるもので、血中の

酸素供給を盛んにし、

全身の細胞を元気にしてくれる。

 

歩け、歩けとおすすめするのは

「犬も歩けば棒に当る」

ではないが、歩けば必ず

何かと出会うからだ。

 

一休みしているときに偶然、

同じベンチに座った人と

話をしたり、それまで存在さえ

知らなかった小さな店に

行き着いたり。

 

家に引きこもっていては、

脳の回路を開くきっかけには

出会えない。足の向くまま

気の向くまま、今日もどんどん

歩いてみよう。

 

 

 

 

 

脳卒中の後に起こった奇跡

脳卒中を起こし、考えることも

話すことも、歩くことも

できなくなってしまった・・・・・・。

 

そんな人を目にしたら、

「これで人生は終わったも同然だ」

と考える人も少なくないだろう。

 

 

だが、脳は奇跡のような

回復力を秘めているものだ。

 

アメリカの脳神経学者

ジル・ボルト・テイラー博士は、

そのことを実体験を通じて

証明してみせた。

 

ジルはアメリカの

構造神経科学研究所で

緩急活動をすすめながら、

大学でも講義をする

エネルギッシュな人だった。

 

1996年にはハーバード医学校の

権威あるマイセル賞を受賞するなど、

充実した毎日を過ごしていた。

 

 

三七才の若さで悲劇が襲ったのは、

受賞の年の一二月一〇日。

前の晩まで何の変調も感じなかった

のに、朝起きたときには脳卒中を

起こしていたのだ。

 

独身だったため、

家には誰もいない。

 

かすかに残った力で、ジルは

勤務先に電話をした。

 

言葉になっていない電話を受けた

勤務先の人が救急車を手配し、

病院に運ばれたが、

CTスキャンで見た左脳は

血のプールの中でおぼれており、

脳全体が腫れあがっていた。

 

言語や思考を司る機能が

失われてしまい、誰もが

元のように回復することは

あり得ないと考えたという。

 

だが、それから八年後、

母親の献身的な支えと

挑戦的なリハビリの結果、

いまではインディアナ医科大学で

神経解剖学と人体解剖学を

学生に教えるかたわら、

全米を駆け巡って、自分で

体験した研究結果を講演している。

 

もちろん、自分自身の言葉で、

車の運転も自分でする。

散歩はもちろん

水上スキーも楽しんでいる。

 

簡単な足し算ができるように

なるまで、四年もかかった。

だが、足し算ができるようになると、

半年後には引き算も掛け算も

できるようになったという。

 

脳は素晴らしい回復力

秘めていたのである。

 

それだけではない。

左脳が損傷を受け、

回復するまでの間、

ジルは必然的に右脳

使うことが多くなっていた。

 

そのためだろう、以前から

習っていたステンドグラスの

作風が見違えるほど大きく

変わったのだ。

 

以前の作品はお手本どおりに

正確につくるだけだったが、

最近の作風は誰の目にも

明らかなほど伸びやかで、

創造的で、芸術作品の領域に

入ってきている。

 

ジルは、左脳と右脳の働きの

違いを自らの脳で実証したと

言えるかもしれない。

 

ほかにも大きな変化があった。

 

発作前は他人に依存するのが

嫌いで、誰かに助けてもらうことを

潔しとしない傾向が強かったとか。

 

研究に対しても、まわりの同僚に

対しても挑戦的だったという。

 

だが、最近では平和で穏やかな

気持ちでいることが多く、

宇宙との一体感を感じるように

なったそうだ。

 

ジルのように、脳卒中のダメージから

奇跡的な回復を遂げた例は、

私自身もしらないわけではない。

 

だが、ジルのケースが貴重なのは、

本人が脳神経学者であるため、

その回復までに起こったことを

非常に科学的に観察し、

分析・記録しているからである。

 

以前と全く変わらないほどに

回復したと言っても、ジルは

いまも日本製の脳トレ機器を使って、

脳のトレーニングを日課に

しているという。

 

著書「奇跡の脳」には、

こんな一節がある。

 

「脳卒中を経験した人はもちろん、

四〇才をすぎたら誰でも、

この種の脳トレは非常に

役に立つと思います」

「脳トレ?一時は凝ったけど、

最近はやってないなあ」という人は

要注意。

 

脳でも筋肉でも、

トレーニングをやめたその日から

劣化・退化が始まることを忘れては

いけない。

 

 

 

 

 

保坂 隆「老いを愉しむ習慣術」

参照

 

来週平日は月、火の2日間、町田での開催となります。

9(月)、10(火)


13時から14時までの1時間

午後のひとときを楽しく学びましょう。

 


https://www.street-academy.com/myclass/56189?conversion_name=direct_message&tracking_code=5a208de0d91e9d4a1c61c8cad8777b3a